2018年11月22日執筆
今日も2連投で行きます!!
ただ、ラノベとは違う本で、時事本です。
1.基本情報
【タイトル】日経大予測2019 これからの日本の論点/【編集】日本経済新聞社/【出版社】日本経済新聞出版社/【出版年】2018年/【値段】1,944円
2.概要
日経新聞社が、2019年に論点になりそうなことをまとめて解説してくれる本です。
ただ、日本の論点といっても、政治・経済・国際に偏ってます。
1トピックにつき、1人の執筆者が担当しています。
3.良かったところ
(1)経済のド素人でも読める
この本はタイトルに「予測」の文字が入っていますが、全体に現状確認が多めです。
また、略語については、必ず正式名称が書いてあり、新聞と同じです。
ゆえに、普段は経済のことなどあまり勉強しておらず、経済について詳しくない、ぼくのような者でも、特に苦労することなく読み進めることができます。
(2)中心は、米連邦準備理事会(FRB)による金利引き上げ
この本の中では、何度も何度も、米連邦制度理事会(FRB)が金利を引き上げて、金融緩和を抜けて行ってるから、これから新興国からアメリカにお金が流れて、新興国の通貨価値が下がるよ、という話が登場します。
つまり、これが大事なのだろうと思います。
大事なことは繰り返すという、ごく普通のことをしているだけですが、何度も繰り返してくれているおかげで、ド素人でも覚えてしまいました。
4.気になったところ
正直、アメリカ・中国の貿易戦争や、上で書いた米連邦準備理事会(FRB)の利上げ、不安定になりつつあるEUなど、世界の先行きはあんまり明るくないと思うのですが、国内の話題については楽観的に書かれているのが気になりましたね。
まあ、政権への配慮もあるのでしょうが、「アメリカがくしゃみをしたら、日本は風邪をひく」というくらいですから、これだけ不安要素があって日本経済だけが無事でいられるわけがないと思うのですが……。
うーん。(´・ω・`)