成冨ミヲリ『絵はすぐに上手くならない』|どうやって勉強する?「センス」をどう考える?

2019年01月25日執筆

こんにちは、尾崎すぐるです。

今回は、成冨ミヲリ『絵はすぐに上手くならない  デッサン・トレーニングの思考法』(彩流社、2015年)の概要と感想です。

 

1.概要

絵を描きたいとか、絵を描いているけど悩んでいる人向けの「絵を描く」ということの考え方と絵の勉強の仕方について書かれた本です。

最初の方で、絵についての考え方を述べ、それから絵を描く色々な専門家にどんな能力が要求されて、それらの能力をどうやって伸ばせばよいのかという話に入っていきます。

そして、最後に、絵を描くことに関する一般的な疑問に対する回答と、実際に悩みを持っている人の事例集が付いています。

 

2.感想

ぼくがどうしてこの本を読んだのかというと、イラストを描けたら、文章だけよりもブログに載せられる内容が増えて良さそうだと思ったのと、なんか技術が欲しいなと思ったからです。

実際に読んでみて驚いたのは、「センス」や「絵の上手さ」や「感性」についての考え方が、非常におおらかだったことです。

本のタイトルからして、もっと厳しいことを書いてあるのかと思って読み始めたのですが、この著者の方の考え方は、ぼくが芸術家に対して持っていたイメージとはかけ離れた寛容なものでした。

特に、「センス」や「個性」との、温かみのある、けれども現実的な付き合い方の指南は、読んでよかったと思う内容でした。

ぼくは、思いっきり「センス」とか「才能」という言葉に弱く、すぐに自信を無くしてしまう人間なのですが、この本に書いてあったことは、他の分野についても当てはまるのかもしれないなと思いました。

けっこう明るい気持ちになりましたね。

何か1冊教本でも買って、絵を描いてみようかなという気にさせてくれる本です。

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