タイトルに騙されないで!まじめなお金の入門書です!! 『働きたくないけどお金は欲しい』

2018年10月10日執筆

 

こんにちは、尾崎すぐるです。

 

あなたは、

「お金のことを自分は何も知らないな」

「どうすれば豊かに暮らせるんだろう」

「このままぼーっとしていていいんだろうか」

なんていう不安に駆られたことはありませんか?

 

ぼくはこの手の不安に駆られることが多く、

「自分はみんな知っている肝心なことを知らないんじゃないか」

と思って暮らしています。

 

そんな中で読んだこの本は、そんな不安を少しだけ晴らしてくれました。

 

 

1.基本情報

(1)タイトル

働きたくないけどお金は欲しい

(2)著者

遠藤洋

(3)出版社

マネジメント社

(4)出版年

2018年

(5)値段

1,620円(amazonの紙の本)

 

2.概要

タイトルの印象とは違い、非常にまじめかつ親切な経済・投資の入門書です。

第1章は、労働・投資とは何か、労働者と資本家の違いという世の中の仕組みについての説明です。

第2章では、目指すべき自由人という状態、貯金と住宅ローンのまずさが述べられます。

第3章は、よく話題になる「価値」についてです。

そして、第4章は、お待ちかねの投資の考え方・注意点のレクチャーになっています。

さらに、第5章で、投資家としてのあり方と、どのような情報を集めて投資判断をすべきかの基本が書かれています。

盛り沢山の内容で、非常にお買い得な本だと思います。

 

3.良いところ

(1)わかりやすい図を用いた基本事項の解説

特に、第1章と第2章で、世の中の経済の仕組みや家計のお金の流れを説明する際に、わかりやすい図を用いて視覚的に説明してくれています。

このおかげで、労働者と事業主では税務署との関係がどう違うのか、資産を運用することがどうして必要なのかといったことを初心者も抵抗なく理解することができます。

(2)惜しげもなく与えられる基本投資術

どのように考えて、どのような情報を集めて投資すればよいのかということを、初心者が混乱しないように、シンプルに説明してくれています。

この部分は、本当に親切で、投資のプロがよく語る「分散投資でリスクヘッジ」のような投資のセオリーにこだわることなく、読者が「こういう考え方や方法なら混乱しなくてよさそう」と思える内容です。

(3)投資に関する危険について注意してくれている

投資詐欺や証券会社の立場など、欲望に取りつかれていると引っかかってしまいそうな危険について注意を促してくれています。

そうそうおいしい話などないのだということを肝に銘じましょう。

また、相場操作やインサイダー取引のように、投資業界にはプロの犯罪者たちが蔓延っていることについても書いてあります。

安易に違法行為に手を染めるなという意味か、証券取引というのは必ずしも公正なものではないという意味かは文面からはわかりませんが、覚えておいて損はないと思います。

 

3.注意点

この記事の上のほうでこの本が経済・投資の本であると書きました。

しかし、この本はあくまでも基本的な考え方を教授してくれる本です。

具体的な証券口座の作り方や株の購入の方法などについては書いてありません。

そういった具体的な動き方は別に学んで頂きたいと思います。

 

4.こんな人におすすめ

この本をお勧めするのは、

  • 世の中の仕組みがよくわからくて将来に不安を感じている人
  • 投資をしてみたいけど、なんだか難しそうだなと思っている人
  • 「貯金しなきゃ」とか、「マイホームを買うぜ!!」とか思っている人

です。