【情報技術書】『Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]』|稼げない人に、のんくら本

今回は、のんくら他『Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]』(日本実業出版社、2018年)の紹介をします。

 

1.概要

Google AdSenseを使って、自動販売機のように手間をかけずに収益を得られるサイトを作るために必要な知識を提供する情報技術書です。

前半ののんくら氏執筆部分では、合理的なサイトテーマの選定、SEO対策、サイト構築の方法について解説されています。

後半の石田氏、a-ki氏の執筆部分では、Google AdSenseを取り巻く最近の動向、広告類型ごとの特徴、サイトの形式面、競合対策について述べられます。

著者ののんくら氏とa-ki氏はサイト運営者、石田氏と染谷氏はサイト運営のコンサルタント。

2.感想

(1)勉強してきたつもりが、知らないことだらけ

Google AdSenseやGoogle Analyticsのサイトへの導入方法等については記述が無いことからも、この本は、既にGoogle AdSenseを貼り付けてサイト運営とサイト収益化を試みてきた人を読者として想定していると思います。

ぼくは、これまで書籍やwebサイトでGoogle AdSense活用法についてそれなりに勉強してきたつもりでしたが、この本には知らないことがたくさん書いてありました。

収益が上がらなくて苦しんでいるくせに、知っているつもりになっていた自分を恥じるとともに、この本を読んで学べるところまで勉強してきた過去の自分に感謝しています。

なぜなら、この本について、Google AdSenseについて全く知らない状態で読み進められる内容ではないと感じたからです。

(2)特に参考になるのは、第3章

この本は、頭からお尻まで非常に勉強になりますが、特に参考になるのは第3章のサイトの構成方法についての解説であると思います。

今、あなたがお読みになっているこのブログも含め、素人が行き当たりばったりで運営しているサイトというのは、体系的な構造の構築に悩みを抱えるものです。

そのような悩みを抱えたサイト運営者にとって、ユーザビリティとSEO対策を一手でできるのんくら氏の体系的なサイト構築方法は、今後のサイト運営に活かしやすく纏まっており、有り難いものであると思います。

(3)良い本であるが故に、サイト収益化教本の限界を示す

この本は、上記(1)(2)で述べた通り、サイト運営者にとって素晴らしく有益であると思います。

しかし、そうであるが故に、サイト収益化に関する書籍から得られる効用の限界を示してもいると思います。

ネットビジネスは参入障壁が無いに等しいので、このような書籍の著者も手の内を明かすにしても限界があり、ある程度ノウハウを抽象化して提供することになります。

もちろん、抽象化されたノウハウであるからこそ汎用性があるとも言えるのですが、やはり、「こうしたら、こうなる」という再現性や具体性は欠いていると思います。

結局、この手のサイト収益化教本を読んで得られるのは、大体の方向性や方法論までで、「具体的にどう作業を進めるのか」については、自らの力で道なき道を歩んで見つけるしかないようです。

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