上遠野浩平『ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王』|誰にでもある蓋をした感情、心の歪み

2018年12月02日執筆

 

前の巻『ブギーポップ・イン・ザ・ミラー「パンドラ」』の紹介記事

 

こんにちは、尾崎すぐるです。

今日は、早起きできませんでした。

嫌な夢を見て、汗かいて、寒くて起き上がれないという流れでした。

おや、もしかすると、あの夢はぼくの「歪み」だったのかな?

なーんて。

 

今日もブギーポップシリーズの紹介です。

上遠野浩平『ブギーポップ・オーバードライブ  歪曲王』(電撃文庫、1999年)を紹介します。

 

1.あらすじ

新刻敬(にいとき・けい)は、バレンタインデーに失恋した相手の竹田啓司と宮下藤花を見かけます。

どこか様子がおかしい藤花がブギーポップになって出てきたので、そのまま怪物と称される故人・寺月恭一郎が遺した奇妙な建造物「ムーンテンプル」の中へと追いかけます。

ムーンテンプルの中では、そこにいるはずのない人々が出てくるなどの、不思議な出来事が起こります。

そして、そこにいるはずのない人々は、目に光が無く、「歪曲王」と名乗ります。

 

2.感想

どうやら、1巻『ブギーポップは笑わない』での新刻敬の失恋話の続きのようです。

作中の時系列的には、2月14日ですから、人食い事件の後、イマジネーター事件の最中ぐらいですかね?

そして、前の巻の「パンドラ」よりは少し後の話かと思います。

ブギーポップシリーズは、どうにも時系列の把握が難しいですな。

この「歪曲王」の話は、人が無意識に蓋をしてしまっている感情と向き合うことがテーマのようです。

うーん、この記事の最初に書いたように、この本を読んだからか、ぼくは夢の中で自分のしまい込んだ恐怖に直面することになってしまいました。

あんまり詳しいことは書きませんが、ぼくの場合は「無力感」が心の中に溜まっているのかもしれません。(´・ω・`)

 

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