『なれる!SE』の夏海公司の新作!!美少女×戦闘機のSFライトノベル 『ガーリー・エアフォース』

2018年10月30日執筆

2019年01月18日最終更新

 

こんにちは、尾崎すぐるです。

 

あなたは、戦闘機が好きですか?

「いや、殺し合いの道具の好き嫌いを尋ねられても」と思われたでしょうか?

それとも、「戦闘機?カッコイイから大好き!!」と思われたでしょうか?

この記事を書いているぼくとしては、

「それが戦争のための兵器でしかないということを知っていても、カッコイイと思ってしまう」

といったところです。

人間が持っている闘争本能が理由か、それとも造形美を感じるからかはわかりません。

そんな、なんとなく美しいと感じてしまう戦闘機と美少女を組み合わせて物語にしているのが、今回紹介する作品です。

 

1.基本情報

(1)タイトル

ガーリー・エアフォース

(2)著者

夏海公司(著)、遠坂あさぎ(イラスト)

(3)出版社

KADOKAWA

(4)レーベル

電撃文庫

 

2.あらすじ

父親の仕事の都合で中国に暮らしていた鳴谷慧(なるたに・けい)は、とんでもない機動力をもつ謎の飛行物体ザイに飛行機ショーをしていた母親を撃墜されてしまいます。

その後、中国はザイに制空権を奪われてしまい、慧は中国で出会った幼馴染の宋明華(ソン・ミンホア)と脱出船で日本に渡ろうとするのですが、脱出船団はザイに襲われてしまいます。

もうだめかと思われたそのときに現れたのは、ザイを上回る機動をとる輝く深紅の戦闘機。

その戦闘機に乗っていたのは、ピンク色に発光する髪の華奢な女の子でした。

日本に帰国した後、慧は、自衛隊の小松基地で、自衛隊の研究者である八代通(やしろどおり)から、その女の子がザイに対抗できる戦闘機ドーターの自動操縦機構アニマ、JAS39D-ANM「グリペン」であると教えられます。

 

3.各巻の紹介

(1)『ガーリー・エアフォース』(2014年)

値段は、紙の本で637円です。

表紙の女の子が「グリペン」です。

あらすじの通り、慧は、深紅の戦闘機のパイロットだと思っていた女の子が、戦闘機のグリペンそのものだと教えられます。

そして、八代通から、飛行が不安定で欠陥機扱いされているグリペンを「飛べるようにしてやってほしい」と協力を依頼されてしまいます。

どうやら、グリペンは、飛行能力が非常に不安定なゆえに、もうすぐ廃棄処分にされてしまうようです。

慧は、グリペンが飛べるようになる手伝いができるのでしょうか?

あと、どうせ巻頭のカラーページに載っているので、書いてしまうと、もう1人、F-15J-ANM「イーグル」のアニマも出てきます。

グリペンもイーグルもとってもかわいいですよ!!

(2)『ガーリー・エアフォースⅡ』(2015年)

値段は、紙の本で680円です。

表紙の女の子がF-15J-ANM「イーグル」ですね。

ドーターは、山吹色の大型戦闘機です。

この巻では、慧を載せていることがグリペンの高機動性能を十全に発揮できない原因になっているという問題に直面します。

また、この巻では3人目のアニマ、RF-4EJ-ANM「ファントム」Ⅱが登場します。

この娘は、初期型のアニマで、ものすごい実力を持ち、おかっぱ頭の清楚な女の子です。

ただ、とにかく性格がキッツイ。

ファントムは、グリペンやイーグルのことを認めようとはしません。

そんなとき、沖縄沖の海鳥島にザイが前線基地を作ろうとしたため、グリペン・イーグル・ファントムは協力して前線基地構築を阻止しなければいけなくなるのですが、上手くいくのでしょうか?

うーん、ファントムも見た目はかわいいんですけどね、見た目は。

天真爛漫で良くも悪くも素直なイーグルに一票入れときます、今のところ。

あと、イーグルはドーター(機体)の方もなかなかカッコイイです。

(3)『ガーリー・エアフォースⅢ』(2015年)

値段は、紙の本で680円です。

表紙の女の子がRF-4EJ-ANM「ファントム」Ⅱですね。

ドーターは、緑色の少しずんぐりした戦闘機です。

3巻は、非常に抽象的なのですが、物語の核心、そして、慧とグリペンの関係の真実に少しだけ迫ります。

慧とグリペンは、八代通に連れられて、米軍厚木飛行場に行くことになります。

そこで出会ったのは、八代通のかつての学友で米軍研究者のウィリアム・シャンケルと、青い髪のアニマF/A-18E-ANM「ライノ」。

ライノは、好奇心旺盛で気さくなショートカットの女の子で、「すんばらしいぃぃ!!」と言いたくなるキャラクターデザインです。

ちなみに、ドーターの方もサファイアブルーのスタイリッシュな戦闘機のようですが、この「ライノ」というのは正式名称ではなく、F/A-18Eは「スーパーホーネット」という戦闘攻撃機だそうですね。

今回の作戦は、慧とグリペン、ライノ、イーグル、ファントムの4機を含めた日米合同軍で、中国大陸奪還の橋頭保を上海に造るというものです。

かなりの激戦になりそうですが、慧とグリペンは活躍できるのでしょうか?

(4)『ガーリー・エアフォースⅣ』(2015年)

値段は、紙の本で702円です。

表紙の女の子は、今回新登場のアニマSu-47-ANM「ベルクト」です。

4巻は、北方面へのスクランブルに慧とグリペンとファントムが発進してみたら、ロシア軍機に追いかけられる白く発光するドーターがいて、そのドーターが日本に亡命を希望するところから始まります。

自衛隊の小松基地に降り立った白いドーターは、Su-47ベルクトというロシアの実験機がベースでした。

ベルクトから出てきたのは、雪色の髪と赤い目のアルビノのアニマ。

問い合わせたロシアは彼女の存在そのものを否定してしまうし、ベルクトには記憶がなく、戦闘機なのに戦うことを怖がります。

一方で、ザイは積極的に日本に飛んできて、連日のスクランブルに小松基地は疲弊していきます。

ベルクトはいったい何者でしょうか?

そして、慧たちは小松基地をザイの襲撃から守り切れるのでしょうか?

あと、儚げというか、弱々しい外見をしているベルクトですが、結構元気な娘さんです。

ベルクトのイラストを見て、「グリペンとキャラ被りしそうな娘だなあ」という印象を受けてしまいましたが、全然そんなことありませんでした。

うーん、さすがはプロの仕事ですね!!

 

4.こんな人にオススメ

戦闘機で戦うライトノベルを読んでみたい人におすすめです。

 

次の巻『ガーリー・エアフォースⅤ』の紹介