森でピアノを弾く天才少年を描く音楽マンガ 『ピアノの森』

2018年11月09日執筆

 

こんにちは、尾崎すぐるです。

 

あなたは、ピアノとか弾ける人でしょうか?

ぼくは、楽器はさっぱりな人なのですが、

ピアノやバイオリンといった楽器を弾けるって素敵ですよね。

素直に憧れます。

 

ピアノなどの楽器を弾きこなすには、練習しながら楽譜を覚えていかなければならないかと思います。

でも、世の中には、一度聞いただけで、その曲を弾けるようになるという人が存在しますよね。

このマンガの主人公もそんな能力を持つ少年です。

 

1.基本情報

(1)タイトル

ピアノの森

(2)著者

一色まこと

(3)出版社

講談社

(4)レーベル

モーニングコミックス

 

2.あらすじ

田舎の小学校に通う一ノ瀬海(いちのせ・かい)は、自宅の裏にある森に捨てられたピアノを弾いて育ち、聞いた曲をそのまま再現できるほどの音感を持っています。

学校では、ガキ大将のキンピラと喧嘩をするばかりだった海ですが、転校生の雨宮修平(あまみや・しゅうへい)との出会いをきっかけに、音楽教師の阿字野壮介(あじの・そうすけ)に優れた音感を知られることになります。

かつては優れたピアニストだったにもかかわらず、事故による怪我で将来を絶たれた過去を持つ阿字野は、海に強い興味を持ちます。

 

3.各巻の紹介

(1)『ピアノの森1』(2005年)

値段は、紙の本で555円です。

あらすじの通り、非常に優れた耳を持っていると思われる海ですが、この1巻の時点では、「森の端(はた)」と呼ばれる治安の悪い地域に住む、学校の問題児です。

一方で、転校生の修平は、ピアニストを父に持ち、ピアノの英才教育を受けてきた少年なのですが、本人は引っ込み思案で平凡な感じです。

修平の家に遊びに行った海は、修平の母から阿字野の過去を聞くことになります。

悲運の天才ピアニストとしての過去ですね。

はっきり言って、いまのところ別に大したお話ではなく、ありがちな「ある日突然、自分も知らなかった才能に気づいてくれる人たちが現れる」系の内容なのですが、なぜか、読んでいると引き込まれる感覚のある作品でした。

(2)『ピアノの森2』(2005年)

値段は、紙の本で555円です。

なぜか肉が食べられない海は、相変わらずキンピラと喧嘩をして過ごしています。

この巻では、より詳細に阿字野の過去が描かれます。

そして、なぜ、森の中にピアノが捨ててあったのかという経緯も明らかに。

1巻の紹介で書いたように、海は、「森の端」と呼ばれる治安の悪い地域に住んでいるのですが、酔っ払いに絡まれて大ピンチに陥ります。

そして、酔っ払いに絡まれて逃げ出した海を待っていたのは??

それにしても、モーニングのマンガだけあって、さびれた歓楽街を描くのが上手いですね。

住人のゲスさと謎のエネルギッシュさが、素晴らしいです。

 

4.こんな人にオススメ

マンガで音楽の世界を表現した作品を読んでみたい方におすすめです。