『Dr.STONE 2』の感想|黒色火薬が完成し、誰かからの狼煙を発見!

今回は、原作:稲垣理一郎、作画:Boichi『Dr.STONE 2』(ジャンプコミックス、2017年)のあらすじと感想です。

 

1.あらすじ

大人たちの支配の無い、純粋な若者だけの世界にするという目的を持つ司にとって、科学文明を復活させ、全人類を救おうとする千空は邪魔になります。

とりあえず逃げて箱根までたどり着いた千空たちは、奇跡の水こと硝酸と温泉で手に入れた硫黄などを混ぜ合わせて司との交渉材料の黒色火薬を完成させました。

その時、うっかり爆発させてしまった黒色火薬の噴煙に対して、誰かからの狼煙が上がっているのを発見。

千空は、司に見つかるリスクを取って狼煙に返事をするのですが、懸念通りに司の襲撃を受け、杠を人質に取られてしまいます。

司の要求は、石化復活液のレシピ、そして、千空の命を見逃す代わりに千空が科学を捨てること……。

千空の返答は!?

 

2.感想

(1)やる気の出たときに環境を与えられることの重要性

科学を捨てることを司に迫られた千空の回想シーンで、小学生時代の千空が描かれていて、千空の父親が科学に興味を示した千空に身を切って学習環境を与えています。

そして、父親に与えられた充実の学習環境を活用して、千空は科学について学び、科学にのめり込んでいってますよね。

これはマンガのキャラクターのお話ですが、現実の子育てでも子供のやる気が出たときにそのやる気を伸ばせる環境を用意してあげることは重要な気がします。

やる気と環境がマッチした現実での例として、昨日引退したイチロー選手の少年時代におけるお父さんとのバッティングセンター通いは有名なエピソードですよね。

昨今はどんどん可処分所得が少なくなり、余裕のない家庭が増えているかと思いますが、子どもたちのやる気や興味の芽が摘まれないといいですね。

(2)1巻から張られた伏線が上手い

マンガやラノベでは、読者が「これ、後から出てくる伏線だろうなぁ」と思ってしまうようなあからさまな伏線が多いものですが、この巻で回収したある伏線は、1巻から非常に自然な形で張られていて、全然気づきませんでした。

まさかこんな何でもないシーンに重要な意味があったなんてなぁと感嘆しました。

気付いていなかった伏線が回収される瞬間は、とても気分がいいですね。

なんというか、このマンガを買って良かったなと思う瞬間ではないでしょうか?

(3)司が持っている武器

司が武器を持っている武器は、多分、前の巻で登場した千空と大樹の拠点にあったものではないかと思います。

ただ、ちょっと考えると、この戦闘能力モンスターに武器って必要なんですかね。

ライオンを素手で殺せるのだから、武器なんか持ってない方が移動速度が速くて良かったんじゃないかと思ってしまいました。

千空、大樹、杠の3人組が野生化したライオンよりも強いわけがないですし。

Dr.STONE 2(ジャンプコミックス)

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