『Dr.STONE 10』の感想|石化の謎を解き明かすため、大型船建造開始!!

今回は、原作:稲垣理一郎、作画:Boichi『Dr.STONE  10』(ジャンプコミックス、2019年)のあらすじと感想です。

 

1.あらすじ

司と停戦の約束を交わし、和解に向かうムードになった矢先、氷月の槍が司の胸を貫き、司とともに川に流された千空は、追ってきた氷月に追い詰められて大ピンチに陥る。

そのとき、まだ息のあった司が立ち上がり、千空と司は、科学と力のタッグを組んで氷月に立ち向かう!!

そして、氷月との戦いで致命傷を負ってしまった司を救うため、千空は、石化回復時の修復力を利用することを提案した。

石化の原因を突き止め、科学でいつでも利用可能な技術にしようと、千空と仲間たちは、大きな帆船を造って航海に出ることを決定する。

そこで、帆船の船長にするために、航海術に長けた元大富豪の龍水を石化から復活させたのだけれども……。

 

2.感想

(1)千空と司の会話

石化から回復するときの修復力を利用して司を救うといっても、石化の原因を突き止めるたり、石化現象を科学技術化したりに時間がかかるだろうということで、司はコールド・スリープすることになって、その直前の場面の千空と司の会話は、なんというか熱かった。

色々あったけれども、むしろ、色々あり過ぎたけれども、2人は友だちになれたんだなと思いましたし、千空は「友だちを助けるため」に、危険を冒して大海原に出ていくのだという、これからのストーリーの強い理由付けになったと思う。

千空と司の会話場面は、まったく派手なことはしていないのだけれども、読者に伝わる熱があって、こういう静かな熱さもあるんだなと、感動した。

いや、「感動した」なんて書くと、すごく陳腐な感じがするけども、ここまでの『Dr.STONE』の中で、千空と司の会話シーンは、指折りの場面だったんじゃないかなぁ。

(2)日本って石油出るの!?

この巻の中で、静岡県に石油が湧くという話が出てくるのだけど、そんなこと全く知らなかったのでビックリした。

ぼくは元々地理には詳しくないけれど、静岡県というと、お茶と富士山のイメージが強すぎて、石油の話なんて聞いたこともなかった。

 7巻のタングステンのときも「日本にそんな金属あったん!?」って感じで驚いた記憶があるし、意外と日本にはいろんな資源があるようだ。

たとえ表面的にでも知識が増えるマンガというのは、非常にありがたい。

7巻とこの巻でちょっと地理に興味が出てきたので、それ系の本も読んでみようかな。

(3)武器は用意しなくてもいいのか?

この巻が最新刊で、ぼくはコミックス派なので、今後あの船がどんな感じになるのか分からないけれど、ちょっと思ったのは、船に大砲をつけたりしなくていいのかなぁということだ。

他にも、銃やクロスボウも量産しておいた方がいいんじゃないだろうか?

というのも、海に出て別の場所に行くと、千空たちのように石化から復活している人間がいるかもしれないし、危険な動物との遭遇もありそうだからだ。

もしかすると、宇宙人と戦うことになるかもしれない。

司は眠ってしまったし、氷月は拘束しておかなければいけないので、実を言うと、科学王国の戦力はあんまり増えていない。

今後もコハクや金狼を中心に戦わざるを得ないのであれば、飛び道具も用意しておいた方がいいのではないかなんて心配になる。

千空たちは、これから作中で約3700年前の外国の領土に行くわけだからなぁ。

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