安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN6』|脱走したアムロは、ランバ・ラルと出会う

2019年01月26日執筆

前の巻『機動戦士ガンダム THE ORIGIN5』のあらすじと感想

こんにちは、尾崎すぐるです。

今回は、安彦良和(著)、矢立肇・富野由悠季(原案)、大河原邦男(メカニックデザイン)『機動戦士ガンダム  THE ORIGIN6』(角川コミックス・エース、2004年)の紹介をします。

 

1.あらすじ

ホワイトベースから脱走したアムロは、砂漠にガンダムを隠して中立地帯の店で食事をします。

そこに、ジオン軍の兵士たちがやって来て、アムロは、グフのパイロットであるランバ・ラルやその恋人ハモンと顔を合わせます。

そこにやってきたフラウがジオン軍につけられて、ホワイトベースが襲われることに。

一方、捕虜からシャアの情報を得ようとしたセイラは、捕虜との会話をブライトに聞かれて、内通を疑われてしまったまま上記のジオン軍の襲撃に遭います。

グフとガンダムの戦い、そして、厳しい立場に置かれたランバ・ラルを描く6巻。

 

2.感想

この巻では、ホワイトベースの内部での不和と、限られた資源を有効に使って攻めるランバ・ラルの襲撃がメインのお話です。

セイラは、サイド7で素顔を見てしまったシャアのことを気にして、疑われる羽目になりますし、アムロはブライトとの間でお互いを信じ切れなくて脱走してしまっています。

軍人として経験不足のブライトたちと、民間人のアムロたちがストレス環境を共有することで疑心暗鬼に陥ってしまうけれども、それを乗り越えていきます。

ホワイトベースへのランバ・ラルによる4度目の攻撃の時に、ブライトが腹を括ってアムロにガンダムを任せるシーンは、ちょっと目頭が熱くなってしまいました。

ぼくは、はっきり言って陰キャで、そのぶん周囲に不信感を持ちがちなので、こういうストレートな、「信頼」をテーマにするような物語の展開に弱いのです。

そして、ランバ・ラルですが、こいつ有能過ぎですし、冷静かつ熱い漢です。

ジオン軍内で冷遇されていることまでホワイトベース側が知っていれば、仲間に引き入れられる可能性もあったのではないかと思うと、残念でなりません。

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次の巻『機動戦士ガンダム THE ORIGIN7』のあらすじと感想