安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN9』|セイラの回想による過去編スタート!!

2019年01月30日執筆

こんにちは、尾崎すぐるです。

今回は、安彦良和(著)、矢立肇・富野由悠季(原案)、大河原邦男(メカニックデザイン)『機動戦士ガンダム  THE ORIGIN9』(角川コミックス・エース、2005年)の紹介です。

 

1.あらすじ

ジャブローでの戦いの後、セイラの回想という形で、宇宙世紀0068からの過去編になります。

ジオン・ズム・ダイクンが不審な死を遂げてから、ダイクンの遺児となったキャスバル(赤い彗星のシャア)とアルテイシア(セイラ)は運命に翻弄され始めます。

母であるアストライアと一緒に、とりあえずジンバ・ラルの屋敷に避難するのですが、キシリアによるサスロ・ザビ暗殺の濡れ衣を着せられたジンバ・ラルの立場も悪くなっていきます。

そして、キャスバルはその聡明さゆえにキシリアに目を付けられてしまい、さらに、ダイクンの正妻??のローゼルシアによって、母子は引き離されることになってしまうのですが……。

 

2.感想

シャアとセイラが兄妹なのはここまでのストーリーで明らかにされてきましたが、この2人はジオンの創始者の子どもだったんですね。

主人公のアムロは、特に英雄の息子とか政治家の息子というわけではないのに、敵側のライバルキャラクターのシャアは大衆が意味を見出す血統だというのは、なかなか変わってるなあと思います。

それにしても、アルテイシアは兄と自分を助けてくれたランバ・ラルやハモンと、セイラ・マスとして敵対していたわけですから、かわいそうですね。

最も厳しい状況のときに命がけで味方になってくれた人たちを殺してしまったわけですから、余計に孤独は深まったと言えるでしょう。

あと、このハモンがアムロを背後から狙ったときの復習に憑りつかれた鬼になってしまうという点で、やっぱりガンダムは戦争のお話なんだなあと思いました。

Amazon:機動戦士ガンダム THE ORIGIN9

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の紹介記事まとめ