安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 10』|キャスバルは、入れ替わりによってシャアになる

2019年01月31日執筆

こんにちは、尾崎すぐるです。

今日は、久しぶりに2記事更新です。

紹介するのは、安彦良和(著)、矢立肇・富野由悠季(原案)、大河原邦男(メカニックデザイン)『機動戦士ガンダム  THE ORIGIN  10』(角川コミックス・エース、2005年)です。

 

1.あらすじ

地球に難を逃れたキャスバルとアルテイシアは、地球の有力者テアボロ・マスの養子となり、それぞれエドワウ・マス、セイラ・マスとして平和に暮らしていた。

ところが、ジンバ・ラルが軍需企業のアナハイム社と接触し、ザビ家への反抗作戦を企てたために、マス邸はザビ家の手下に襲われてしまい、ジンバ・ラルは命を落とします。

ミライの父、シュウ・ヤシマの勧めで、キャスバル、アルテイシア、テアボロは、また宇宙に上がり、サイド3のテキサス・コロニーに移住します。

そこで、テキサス・ビレッジの管理人であるアズナブル夫妻の息子で、キャスバルとそっくりの容姿をした「シャア・アズナブル」と出会うのですが、母アストライアの訃報が届いたことをきっかけにキャスバルは荒れていき……。

一方、ザビ家は、地球連邦からの独立を目指して、戦闘用のモビルワーカーの開発を始めており、ランバ・ラルは、これを手伝うことになります。

 

2.感想

余計なことをして危険を呼び込んだジンバ・ラルは、ザ・老害って感じでした。

かわいそうですが、現実の歴史においても、こんな風に雪辱を果たせず死んでいった人はたくさんいるのでしょうね。

有名なところだと、大河ドラマ『真田丸』で草刈正雄氏が演じた真田昌幸なんかそうかもなと思いました。

ドラマでは、関ケ原の戦いの後、田舎に隠居させられて、結局、死ぬまで出られませんでしたね。

それにしても、匿ってもらっている人たちの息子を殺して入れ替わることで、「シャア・アズナブル」としての人生を手に入れたのですから、非道というほかなく、キャスバルはやはり政治家の息子なのだなあと思いました。

そして、ついにモビルワーカーなる戦闘用マシンが登場して、これから先の熱い展開を予感させてくれます。

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