安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 17』|ミライは婚約者と、アムロは父とお別れをする

2019年02月17日執筆。

こんにちは、尾崎すぐるです。

今回は、安彦良和(著)、矢立肇・富野由悠季(原案)、大河原邦男(メカニックデザイン)『機動戦士ガンダム  THE ORIGIN  17』(角川コミックス・エース、2008年)のあらすじと感想です。

 

1.あらすじ

宇宙に上がったホワイトベースは、シャアの部下であるドレンの指揮する3隻の艦隊に攻撃を受けますが、ガンダムと2機のコアブースターの活躍でこれを退けます。

そして、連邦軍の命令でホワイトベースはサイド6に寄港することになります。

サイド6というのは中立地帯となっているコロニー群で、ミライはここで婚約者のカムランと再会するのですが、カムランと自分の感覚のズレに悩むことになります。

また、アムロは、サイド6の街で行方不明になっていた父のテム・レイを見かけて再開しますが、アムロの父はサイド7のときの酸素欠乏症で正常な思考能力を失ってしまっていました。

狂ったようにガンダムに執着する父に別れを告げたアムロは、帰り道で雨に降られ、偶然、ララァに出会います。

次の日に、ミライはカムランと別れを告げて、ホワイトベースはコンスコン少将の艦隊が待ち伏せするコロニーの外に出向します。

 

2.感想

ミライは確かに有能だとは思いますが、そんなに他のキャラクターたちと親密にしている様子があるわけでもないのにモテモテなんですよね。

読者としては、もうちょっとミライの魅力をしっかりと描いてほしいなと思いますが、まあ、『ガンダム』ですからね、あくまでも戦闘メインの作品なので仕方がありません。

そして、アムロですが、彼の両親は自分の思いが先にあって、アムロのことを見てはくれないのはかわいそうですね。

最後のコンスコン艦隊との戦いで見せたように、圧倒的な能力があるにもかかわらず、というか、圧倒的な能力があるからこそなのか、どんどん孤独になっていっているように思います。

序盤と比べて、アムロがフラウやブライトなどの他のキャラクターと会話している場面自体が減ってしまっていますし。

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