年月を経ても面白いサバイバルホラー 『クリムゾンの迷宮』

2018年10月09日執筆

 

「なんか面白い小説ないかな~」

「ホラーが好きだから、ホラー小説がいいな~」

「ホラーなら、貴志祐介で探してみよう」

という感じで探してこの本を見つけました。

この記事を書いている現在から約20年前に出た小説ですが、充分楽しかったです。

 

 

1.基本情報

(1)タイトル

クリムゾンの迷宮

(2)著者

貴志祐介

(3)出版社

角川書店

(4)レーベル

角川ホラー文庫

(5)出版年

1999年

(6)値段

734円(amazonの紙の本)

 

2.あらすじ

主人公の40歳の失業者・藤木芳彦は、目が覚めると、一面深紅と白黒の縞模様の岩石に覆われた奇怪な場所にいました。

持ち物は、水と固形食糧、それから得体のしれないゲーム機です。

ゲーム機によると、そこは火星で、ほかのプレイヤーと競い合わなければならいようです。

偶然出会ったエロ漫画家の大友藍という女性とともに、第1のチェックポイントに行ってみると、7人の他のプレイヤーが待っていました。

どうやら、全員が社会の落伍者のようです。

主人公は、自分が一体どこにいるのか、なぜそこにいるのか、他のプレイヤーにどう対処すべきか何も分からないまま、とんでもないゲームに挑戦することになります。

 

3.良いところ

(1)魅力的なヒロイン

主人公は、最初に出会う大友藍という女性となりゆきで行動を共にすることになります。

この大友藍という女性は、序盤から魅力的な女性として描かれているのですが、彼女の経歴などが明らかになるにつれて、さらにダーティな魅力を持ったヒロインになっていきます。

こんな綺麗でちょっと危ないお姉さんと一緒なら、得体のしれないゲームに参加するのも悪くないかもしれないなと思いました(錯乱)。

(2)サバイバル要素がたまらない

主人公たちは手ぶら同然でゲームに放り込まれているため、自分たちで水や食料を確保しなければなりません。

また、ゲームは自然の中で行われるため、天候にも振り回されがちです。

主人公たちは、様々な手段で食料を確保し、生き延びようと悪戦苦闘します。

なんというか、極限の状況でのサバイバルというのは、読んでいるだけで楽しいです。

また、当然、主人公たち以外のプレイヤーも食料を必要としていますから、食料は争いの火種となるわけです。

食べ物を巡るトラブルに主人公たちがさらされている場面は緊張感がたまりませんでした。

 

4.こんな人にオススメ

この本をおすすめするのは、

  • 登場人物たちが命がけのゲームに参加するお話が好きな人
  • 登場人物たちがサバイバルしながら進んでいく物語が好きな人
  • ちょっとアブナイ感じのお姉さんが大好きな人

です。