繁村一義ほか『英語多読 すべての悩みは量が解決する!』の紹介

2018年11月13日執筆

 

今回は、ぼくにしては珍しく?英語修得に関する本を紹介します。

本屋さんで偶然見つけて、買ってみたのですが、たぶん、この本は「当たり」です。

まあ、ぼくも日本人の大多数と同じく、英語に苦手意識のある人なのですが、読んでいて、「また英語をやってみようかな」と思わせてくれました。

あ、あと、今回から少し記事の書き方を変えてみました。

 

 

1.基本情報

タイトル:英語多読 すべての悩みは量が解決する!/著者:繁村一義、酒井邦秀/監修者:酒井邦秀/協力:NPO多言語多読/出版社:アルク/出版年:2018年/値段:1,728円

 

2.概要

本のタイトルの通り、多読でもって英語を修得しようということを説きます。

英語の修得を目指しますが、従来の英語学習には否定的です。

そして、多読のためのわかりやすい「多読三原則」を教えてくれます。

また、具体的な多読のための情報収集の方法についても書かれています。

 

3.良かったところ

(1)従来の英語教育の問題は「量」

感情的に従来の英語教育を批判し、教育者の能力を問題視する、ありがちな英語教育批判ではなく、具体的に何が問題なのかをきちんと書いてくれています。

つまり、従来の英語教育の問題は、接する英語の「量」にあるのだということを、学校教育と多読を具体的に比較しながら説明してくれます。

読んでみると、「そう言われれば、そうだな」と思うのですが、「英語の勉強、頑張らなきゃ」という精神状態では、従来の英語教育の延長で学ぶのが当たり前と思ってしまうと思います。

(2)「絵本から始める」というハードルの低さ

多読というと、「いきなり英語のペーパーバックなんて読めるのか?」と思ってしまうと思います。

しかし、この本では、多読は絵本から始めることを進めています。

絵本なら、ほとんどが絵でしょうから、なんだかぼくでも挑戦できそうに思えました。

英語を読みながら、その場面のイメージを絵で学んでいくのは、理にもかなっていると思います。

映像やイメージと切り離して単語や文章だけ眺めている方が、むしろ異常なのかもしれません。

(3)どんな本を読めばいいのか書いてある

いきなり多読と言われても、「でも、何を読んだらいいのか分からない」と途方に暮れてしまいますよね。

でも大丈夫です。

特に、第6章で、どうやって読んだり聴いたりする素材を探せばよいのかや、何がおすすめなのかについてまとめてあります。

どうも、世の中には、たくさんの教材があふれているようですので、気に入ったものを選べば良さそうです。

 

4.最後に

この記事では、あえて「多読三原則」の内容には触れませんでした。

あまりにもネタバレが過ぎると著者の利益を損なうからです。

知りたい人は、ぜひこの本を読んでみてください。